千葉県民がおすすめする南房総カフェ・喫茶店10選!個性豊かな”本当”の隠れ家カフェへ

目次
千葉が大好きだからこそ教えたい本当の隠れ家カフェ
もはや「穴場カフェ」と調べても穴場ではない…。そんなカフェが多いですが、本記事では千葉在住、千葉ラブ人間がおすすめする”本当”の穴場&隠れ家カフェをご紹介します。
本記事では、いすみ市をはじめとした8市町村の魅力的なお店をピックアップ!
海沿いや山間にあるポツンと一軒家など、ドライブにおすすめですよ。
それでは行ってみよー!
1. 杢珈琲(いすみ市)
洗練された美しいパフェが味わえる喫茶店

こちらは、いすみ市にある「杢珈琲」(もくコーヒー)、JR太東駅からは徒歩8分とアクセスがよく、車の場合はななめ向かいの駐車場に止められます。
こちらの喫茶店は、木の温もりと落ち着いた雰囲気が魅力の一軒家カフェ。
店名の「杢」の意味は、複雑な模様のある木目を指す木材の模様の一種のこと。
店内には木をふんだんに使った温かみのある空間が作られ、木のぬくもりや自然素材を大切にする思いが伝わります。

おすすめは季節のフルーツが美しく盛られたフルーツパフェ。
こちらはレギュラーメニューの「塩キャラメルソースのバナナパフェ」単品1,200円(税込)!
見た目から華やかで、クリーミーなバニラアイスの上にキャラメリゼされた完熟のバナナがそびえ立っています。
濃厚な塩キャラメルソースの甘さと塩味バランスが絶妙で、バナナの自然な甘みと柔らかな食感がマッチしています。
季節によってさまざまなパフェに出会えるので、何度も訪れたくなる喫茶店。
静かな時間が流れるこの場所は、忙しい日常から少し離れて、ゆったりとパフェや珈琲を味わいたい方におすすめです。
2. 山里のジェラテリア 山猫(大多喜町)
粟又の滝のそばにある夏にぴったりのジェラート屋さん

大多喜町の山間にある「粟又の滝」は夏にぴったりの納涼スポット!
滝の周辺には静かな山道や自然の中の休憩スポットも点在しており、ハイキングや写真撮影も楽しめます。
そんな粟又の滝からほど近くの場所にあるのが…

猫のイラストが目印の「山里のジェラテリア 山猫」!
こちらは、こじんまりとした可愛らしいジェラート店で、地元の新鮮な素材をふんだんに使ったジェラートやかき氷が味わえます。
夏にはさっぱりとしたレモンやミント、秋には栗やリンゴのジェラートなどがおすすめ!
また、テラス席はペット同伴可能。愛犬と一緒に自然の風を感じながらくつろげます。
山の中にあるとは思えないセンスが光るジェラート店へ、ぜひ行ってみてくださいね。
3. edén(勝浦市)
海上に浮かぶ贅沢なレストラン&スパ!

こちらはかつうら海中公園の入江にある「edén」。リゾートホテルのような洗練された外観がひと際存在感を放っています。
海沿いの静かなロケーションに位置するedénはレストラン、ショップ、天然温泉スパ&サウナが併設されたお店です。

ランチのおすすめは「パエリアセット」3,600円 / 1人前(税込)!
※ご注文は2人前~
メインは「房総鮮魚と魚介のパエリア」、ほかに本日の冷製スープ、勝浦農園のリーフサラダ、房総鮮魚のトスターダがついたコースメニューです。
魚介のパエリアは香り高いサフランと海の香りのハーモニー。
貝の旨味が染み出したスープがライスにしっかりと染み込み、最後の一粒まで味わい尽くしたくなるおいしさです。
具材はエビやアサリ、イカなど。プリッとしたエビは甘みと旨味が凝縮されており、身はふっくらと柔らかく噛むたびに海の恵みが口いっぱいに広がります。

edénはスパ&サウナの施設としても知られていますが、テラスのカウンター席では足湯に入りながら料理が味わえるのが特徴。
広々とした店内は大人数の利用も可能なので社員旅行やパーティーの2次会などにもおすすめです。
またテラス席は、わんちゃんの同伴が可能。大切な家族と一緒にゆったりと海辺の休日を満喫できますよ。
海と自然に包まれた「edén」で、心も体もリフレッシュしてみませんか?
4. Cafe En(鴨川市)
里山に佇む本×異国カフェ

鴨川市の山間にあるポツンと一軒家「Cafe En」。
千葉では珍しい棚田の風景が見られる「大山千枚田」のほど近くにあるカフェです。

店内に一歩足を踏み入れると、そこは本の迷宮。
所狭しと本棚が並び、どこまでもどこまでも続いています。
木のぬくもりが心地いいゆったりとした空間が広がっています。
本の道を抜けると、天井が高く広々とした空間にたどり着きます。
どの席もゆったりとしているので、人目を気にすることなく自分時間が楽しめるのが嬉しいポイント。
こちらは「スペシャリティコーヒー」(500円)。
珈琲は、鋸南町の焙煎職人「薬珈琲洞」さんの季節ごとに変わる一杯。
酸味が少なく深みのある飲みやすい珈琲です。

こちらは、なかなかお目にかかれない「ロシアンティー」600円(税込)。
ブルンジティーにローズジャムを垂らしながら味わう一杯。
茶葉がおいしいのはもちろんのこと、
口に含むとローズがふわっと香り、ほっと胸に染み渡るお味です。

また地元の新鮮な野菜を使ったランチプレートやデザートも人気。
庭には手作りのブランコもあり、お子さまや大人も一緒に遊びながら、自然の中でリラックスできる空間が作られています。
木々の緑や季節の風景を眺めながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。
5. 山小屋cafe風の道(南房総市)
山奥にポツンと一軒家!知る人ぞ知る沖縄料理店

こちらは南房総の自然豊かな環境の中に位置する、温かみのある山小屋カフェ。
まさに、山奥にポツンと一軒家。
道中、「あきらめないでネ」などユニークな看板が、ぽつんぽつんと出てきます。

木材をふんだんに使った外観と内装は、まるで森の中の小さな山小屋のような雰囲気を醸し出しています。
ランチは沖縄料理がメイン。
沖縄そば800円(税込)やソーキそば950円(税込)タコライス750円(税込)など、リーズナブルにおいしい料理が味わえます。

こちらは、「気まぐれタルト」500円(税込)
日によりメニューが変わり、この日はぶどうとシャインマスカット。
すっぱいぶどうに濃厚なカスタード、サクサクの生地とバランスのいいケーキです。
「山小屋cafe 風の道」で、自然の風と木のぬくもりに包まれながら、素敵なひとときをお過ごしください。
6. 珈琲 九雲(館山市)
あのロケ地で有名な「布良海岸」のそばにある喫茶店

こちらは館山の布良漁港にある小さな喫茶店。
目の前には海が広がり、天気のいい日には遠くに富士山が見えることも。
外観も海を感じる雰囲気がある一軒家カフェです。

店内は木を基調とした温かみのある空間に海を感じさせるインテリアで、ゆったりとした時間を過ごせます。
九雲と書いて「くうん」と読み、オーナーさん自らがリノベーションした店内は木のぬくもりを感じる居心地の良い空間が広がっています。
ランプの照明や小物にもこだわりが詰まった、知らないとたどり着かないまさに穴場の喫茶店。
珈琲を飲みながらゆっくり読書でもしたい…そんな場所です。

九雲では、自家焙煎の珈琲 500円(税込)や、手作りのスイーツが評判。
珈琲豆の香ばしさとともにほんのり甘みも感じられて苦味と酸味のバランスも良く、まろやかで飲みやすい一杯です。
軽食やデザートはその都度変わるので、店主さんにご相談ください。

また、こちらから徒歩約5分の場所には、白い砂浜と青い海が広がる美しいビーチにある「布良海岸」(めらかいがん)が広がります。
この海岸は、1960年代の名作映画『ビーチ・ボーイズ』のロケ地としても有名で、多くの観光客や映画ファンが訪れます。
海の景色や懐かしいロケ地も楽しめる「九雲で、素敵なひとときをお過ごしください。
7. 音楽と珈琲の店 岬(鋸南町)
鋸南町の言わずと知れた岬の喫茶店

こちらは、自然豊かな鋸南町の岬にある、その名も「音楽と珈琲の店 岬」。
入り口は国道127号線のトンネルをすぐ抜けたところにあり、初めて行く方は通り過ぎてしまうこともあるので注意が必要。
お店を愛する人たちで作り上げられた岬は、常連さんも多く長年愛されていることが分かる喫茶店です。
こちらのお店は、店名の通り、音楽と珈琲を嗜む喫茶店。ジャズやアコースティックなど、心地よい音楽が流れる中、丁寧に淹れられた珈琲が味わえます。

天気がいい日には、ぜひテラス席へ。
目の前に海が広がる絶好のロケーションで、晴れた日には明鐘岬や富士山、対岸には神奈川県の三浦半島が望めます。
初めて来店した方は、ぜひ「ブレンド」550円を。
店主の節子さんが淹れる一杯は、心がこもった丁寧で優しい味わいが広がります。
軽食には「ピザトースト」550円(税込)がおすすめ。ぶ厚く切られた食パンの上にベーコンとチーズがたっぷり、タバスコを垂らせばピリッと辛味が加わる、ちょっと贅沢なトーストです。
夏におすすめなのは「自家製バナナジュース」550円と「自家製バナナアイス」450円(各税込)。
どちらもバナナを丸ごと味わっているかのような満足度の高いメニュー。
特にバナナアイスはシャリッとフワッとした食感が絶妙なので、ぜひ味わってほしいデザートです。

岬の営業時間は日の入りまで。季節によって太陽が沈む位置や表情が変わり、さまざまな景色に心がほっと落ち着きます。
何度でも訪れたくなる、鋸南町を代表する喫茶店へ。
Cafe V(鋸南町)
釣り×カフェ、異色のコラボレーション

こちらも鋸南町の国道127号線沿いにある「Cave V」。
駐車場が広いので入りやすく、ツーリング途中のバイカーにも人気のカフェです。

店内は、自然光が差し込む、明るく開放的な雰囲気。
カウンター席からは、店主が珈琲を淹れる様子が間近で見られます。
店内の壁には、店主の趣味である釣具や疑似餌がずらりと飾られており、釣りに詳しくなくても目が惹かれるカラフルな空間です。


Cave Vに訪れたら、注文してほしい季節限定パフェ。
チョコバナナサンデーやマロンパフェ、いちごパフェ、メロンパフェなど、その時々の旬のフルーツを使った、見た目も味も華やかなパフェが楽しめます。
チョコバナナサンデーは、濃厚なチョコレートソースと完熟のバナナが絶妙。サクサクのトッピングがアクセントになり、一口ごとに満足感が広がります。
秋に登場したマロンパフェは、ほっこりする優しい味わい。栗の甘みとほくほく感が楽しめるマロンペースト、ふんわりとしたクリーム、ザクッとしたコーンフレークが絶妙に調和したパフェです。

軽食のホットドックやホットサンドはミニサラダ付き。
通常は9時オープンなので、平日の開店~11:00までは、すべてのドリンクの代金に+200円で、トースト・ゆで卵・ミニサラダがつけられる「モーニングサービス」が受けられます。
営業時間の変更などはInstagramにてチェックしてくださいね。
9. カフェ グローブ(富津市)
自然あふれる心地いい森カフェ

富津市の山間にある「カフェ グローブ」は、雑誌に紹介されるほどの人気を誇る森カフェ。
周囲は山に囲まれ、お庭にはカニなどのたくさんの生き物に出会える、自然と融合したスポットです。
風が心地いいテラス席はペット同伴可能。自然の中で、愛犬とゆったりとした時間が過ごせます。

気に囲まれたテラス席からは、近くを流れる染川のせせらぎや野鳥の声などが聞こえ、時間の流れを感じさせない気持ちがいい場所です。

ランチは、「カオマンガイ」1,100円(税込)などのアジア料理が味わえます。鶏の出汁がたっぷりの炊き込みごの上に、蒸し鶏が盛られた夏でもさっぱりと食べられるご飯メニュー。
本日のドリップ珈琲も種類が豊富で、マフィンやチーズケーキなどのデザートも人気でお客さんの心を掴んで離しません。
どれも本格的で丁寧に作られていることが分かる、こだわりの料理が味わえます。
10. 海猫珈琲店
海のような美しいカフェ

こちらは富津市にある一軒家カフェ「海猫珈琲店」。
リゾート地の丘の上に建てられた、海を感じる涼やかな外観が特徴です。

木のぬくもりを感じるクラシカルな店内は、天井が高く広々とした空間が広がっています。
窓際の席からは海が望め、いつもより時間の流れがゆったりしているような…そんな気分にさせてくれるお店です。

海猫珈琲店でぜひ注文してほしいのが、こちらの「クリームソーダ」950円(税込)!
自然由来の青色シロップとアイスクリームはどちらも自家製で、海を彷彿とさせるような澄み切ったコバルトブルー色。光によって色が変わる芸術的な一杯です。
ほかにも自家焙煎のコーヒーや、地元の素材を使ったスイーツ、軽食にはクロックムッシュなどメニューが幅広く、非日常にいるかのような贅沢なカフェタイムが楽しめます。
静かな時間が流れるカフェで、空間を楽しんだり読書をしたりと思い思いの時間を過ごしてくださいね。
カフェ・喫茶巡りは南房総市へ!

南房総市は、レベルの高い個性的なカフェや喫茶店が点在するエリア。
森や山里、岬など少し行きにくい場所にあるからこそ、個性が際立ち魅力あるスポットに感じます。
外房と内房、場所により海の景色も変わるのでドライブがてら立ち寄ってみてください。
それでは!