「人生は一度きり」——佐野真実さんが見つけた自分らしい生き方

目次
「待たせてごめんね」「もっと遊んであげなくちゃ」
かつての佐野真実さんは、そんな思いを抱えながら、子育てと仕事の間で揺れ動いていた。
しかし今、彼女は違う。そう、変わったのです。
「今は、罪悪感じゃなくて感謝しかないんです。」
そう笑顔で語る佐野さん。
彼女は 元幼稚園教諭の2児の母。人見知りで引っ込み思案、マイナス思考だったという過去が信じられないほど、いまは堂々と「やりたいこと」を貫いている。
どうして彼女は変われたのか?その軌跡を聞いてみました。
「子育てを楽しみたかったのに」——仕事と家庭のバランスに苦しんだ日々
「私は、子どもが大好き でした。だからこそ、自分の子を育てる時間を何よりも楽しみにしていました。」
そんな思いを抱きながらも、現実はそう甘くなかった。
「働きたくない!」
本音を言えば、子どもとの時間を最優先にしたかった。でも、夫に勧められる形で イヤイヤながらパートに出ることに。
しかし、1年後には ストレスが大爆発 したそうです。
「自分の時間がまったくない。心の余裕もなくなって、仲が良かった娘に『鬼!』って言われたときは、本当にショックでした。」
大好きだったはずの子育てが、苦しくなり始めていた。
そんなとき、佐野さんを救ったのは 「生徒さんの存在」 だった。
「教室業を始めてからは、人と関わることで元気をもらい、好きなことを続けることができたんです。」
自分の好きなことを仕事にすることで、心に余裕が生まれ、子どもたちと向き合う気持ちも変わっていったのでした。
「何のために生きているんだろう?」——自分の人生を見つめ直したきっかけ
もともと佐野さんは 親の期待に応えるために生きてきたと話してくれました。
「親の顔色をうかがいながら、自分の『好き』を封印して、親が喜びそうな職業を選びました。」
そうして親の目を気にして就いた、小学校教諭・幼稚園教諭の仕事は、朝から晩まで働き詰め。
「職場と家の往復しかない。このまま40年続くのかと思うと、ゾッとしました。」
気がつけば、 生きることが苦しくなっていた。
「息をするのも苦しい。いつになったら、私は『今』を楽しめるんだろう?」
そんな絶望の中で、彼女は 自分の人生を取り戻す決意 をします。
「いつか」ではなく、「今」を大切にしよう。
まずは小さな一歩として 自宅教室を開くことに。
「先生のブログを見ながら、みようみまねで始めました。本当にお客さんが来てくれたときは、現実を疑って、震えるほどドキドキしました。」
しかし、この挑戦が 佐野さんの人生を大きく変える転機 となったのでした。
「生きる義務がある」——背中を押してくれた大切な人の存在
佐野さんには、 1歳違いの従姉妹 がいた。
「姉妹のように育った、大切な存在でした。でも、その従姉妹を病で亡くしました。」
そのとき、彼女の中で 「生きる権利」が「生きる義務」に変わった。
「彼女が生きたかった分まで、私は生きなきゃいけない。そう思ったら、自分のやりたいことにまっすぐ進めるようになりました。」
迷いや恐れを手放し、自分の心に素直に従うことを改めて決めた出来事でした。
「今は、子どもたちがただただ癒し」——家庭と仕事の理想的なバランス
かつては「待たせてごめんね」と思っていた佐野さん。
でも今は、そんな罪悪感はなくなっていきました。
「本当にやりたいことをやっているから、心からの感謝しかないんです。」
そして何より、 子どもたちの「やりたいこと」も全力で応援したい と変わっていったのです。
「好きなことを全力でやる楽しさを知っているからこそ、子どもたちにもそれを味わってほしいんですよね。」
仕事は熱中できる趣味のようなもの。家事は息抜きとしてとらえられるようになりました。
子どもに対しても、堂々と「6歳の娘は、頼れるパートナーです。」と語っています。
「自分らしい花を咲かせてほしい」——佐野さんが叶えたい夢
佐野さんには、 応援者であり続けたい という想いがある。
「私と関わるすべての人が、自分らしい花を咲かせ、人生を活き活きと楽しんでほしい。そのお手伝いをしたいんです。」
彼女自身が「自分を抑えて生きてきた」からこそ、誰かの背中を押すことができる。
「一歩を踏み出せば、世界は変わる。」
そのことを、身をもって伝え続けている。
「いつからだって、人は変われる」——佐野さんが伝えたい言葉
最後に、佐野さんが大切にしている言葉を聞いた。
「人生は一度きり。やってみなくちゃわからない。」
「いつからだって、人は変われるんです。」
かつては、人見知りで引っ込み思案だった彼女。
「好きな人に『好き』なんてとんでもない!」と思っていた彼女が、今では 「素敵!」と思った人にどんどん声をかけている。
「ご縁を大切にしているからこそ、人生が豊かになったんです。」
人生万事塞翁が馬。何が幸せにつながるかは、やってみなくちゃわからない。
「一歩踏み出せば、未来は変わる。」
彼女の生き方は、その言葉の 証明そのもの だった。
佐野真実さん
ポーセラーツ教室 Homey Ring
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