夏こそ楽しむ!千葉の“ひと味ちがう”美術館・博物館さんぽ

〜涼しい屋内でゆったり、大人の知的リフレッシュ旅〜
今年の夏も厳しい暑さが続いていますね。
外を歩き回るのはちょっと大変だけど、せっかくの休日は家にこもって終わらせたくない…
そんなときにぴったりなのが「涼しい美術館や博物館」。
千葉県には、知的好奇心をくすぐる“小さな感動”が詰まった個性的な施設が点在しています。
今回は、2025年8月に開催される展覧会とともに、“ひと味ちがう”スポットをご紹介します。
千葉市美術館
千葉の中心地にありながら、静かな空間でアートを楽しめる美術館。
歴史的建造物の旧川崎銀行とモダンな展示空間が融合した建築も魅力です。
幅広いジャンルの企画展が展開されるだけでなく、気軽に立ち寄れる雰囲気もポイント。
アート好きだけでなく、街歩き派にもおすすめの美術館です!
開館30周年記念「未来/追想 千葉市美術館と現代美術」

- 開催期間:2025年8月2日(土)~10月19日(日)
- 見どころ:開館30周年を記念し、千葉市美術館の歩みと現代美術の未来をつなぐ企画展。国内外のアーティストによる多彩な作品が並びます。
- アクセス:JR千葉駅東口から徒歩約15分
- 入館料:一般1,500円/大学生1,000円/小・中学生、高校生無料
- おすすめポイント:館内のカフェでアートを語りながらひと休みも◎
千葉県立美術館
千葉ポートタワーの近く、海にほど近い静かなロケーションに建つ県立の美術館。
地元ゆかりの作家から国内外のアートまで幅広く紹介しています。
落ち着いた雰囲気で、ゆっくり作品と向き合えそう。
美術館の周辺には公園もあり、散策とのセットも楽しめます。
没後50年 髙島野十郎展

- 開催期間:2025年7月18日(金)~9月28日(日)
- 見どころ:蝋燭の絵で知られる孤高の画家・髙島野十郎の回顧展。静謐な世界観に浸れる展示です。
- アクセス:JR千葉みなと駅から徒歩約10分
- 入館料:一般1,000円/高大生500円
- おすすめポイント:海沿いのロケーションで、展覧会後の散歩も気持ちいい。
ホキ美術館
世界的にも珍しい写実絵画専門の美術館。
まるで写真のようなリアルな絵画に圧倒されること間違いなし!
緑豊かな昭和の森に隣接し、季節の移ろいも感じられるロケーションです。
静かにアートと向き合いたい人にぴったり。
館内の設計も見応えあり!
Sereneの写実 森本草介・島村信之2人展

- 開催期間:2025年5月28日(水)~11月10日(月)
- 見どころ:写実絵画専門の美術館で、静謐な人物画と風景画が並ぶ二人展。まるで写真のような精緻な描写に驚かされます。
- アクセス:JR土気駅からバスで約5分
- 入館料:一般 2,100円/65歳以上・高大生 1,600円/中学生 1,000円/小学生以下 800円
- おすすめポイント:緑に囲まれた建物と自然光を活かした展示空間が魅力。
国立歴史民俗博物館
日本の歴史や文化を体験しながら学べる博物館。
広々とした展示室に加え、季節の草花が彩る庭園も魅力です。
子どもから大人まで楽しめる展示が充実しており、夏休みの自由研究にもぴったり。
佐倉城址公園に隣接し、歴史散歩とセットで訪れるのもおすすめです。
生田コレクション 鼓胴

- 開催期間:2025年7月23日(水)~8月31日(日)
- 見どころ:明治~大正期の鼓胴(こどう)を中心に、日本の音文化と工芸美を堪能できる展示。
- アクセス:JR佐倉駅からバス約15分
- 入館料:一般600円/大学生250円/高校生以下無料
- おすすめポイント:広大な敷地と緑に囲まれた環境で、ゆったりとした時間を過ごせます。
市原湖畔美術館
湖畔に建つスタイリッシュな建築が印象的な美術館。
自然を感じながら現代アートを楽しめる、ユニークなスポットです。
小湊鉄道の開業100周年に合わせた企画展は、地域の歴史と鉄道文化をアートで表現。
アクセスしやすく、電車旅好きにも嬉しい立地です。
小湊鉄道開業100周年記念展「古往今来・発車オーライ!」

- 開催期間:2025年4月26日(土)~9月15日(月・祝)
- 見どころ:鉄道とアートが融合したユニークな展示。鉄道ファンもアート好きも楽しめる内容です。
- アクセス:小湊鉄道・高滝駅から徒歩約20分
- 入館料:一般1,000円 / 大高生・65 歳以上800円
- おすすめポイント:湖畔の美術館で、自然とアートの両方を満喫。
千葉の美術館・博物館は、アートだけでなく建築や自然、歴史との融合が魅力。夏の暑さを忘れて、心を潤す“さんぽ”に出かけてみませんか?