• TOP
  • 特集
  • 【2026年吉方位】千葉の南南東で運気を高める初詣【開運におすすめの神社3社】

【2026年吉方位】千葉の南南東で運気を高める初詣【開運におすすめの神社3社】

投稿サムネイル

初詣を計画する際、意識したいのがその年の吉方位である「恵方」!
2026年の恵方は南南東に位置します。

千葉県内には、この方位に沿って由緒ある神社が点在しており、順に巡ることで開運が期待できます!
そこで今回は、千葉県を南南東に移動しながらお参りできる神社を厳選して3社ご紹介

2026年をよりよい年にするため、千葉の由緒ある神社をめぐってみませんか?

蘇我比咩(そがひめ)神社(千葉市)

蘇我比咩神社は、千葉市中央区に鎮座する歴史ある神社。
延長5年(927)、平安時代の記録である「延喜式(えんぎしき)」に、千葉市で唯一名前が記載されている神社でもあります。

「蘇り」の伝説を持つ由緒正しい神社

蘇我比咩神社の起源として、次のような伝説が残っています。

日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際、千葉沖で嵐に遭遇。
后(きさき)の弟橘姫(おとたちばなひめ)は、龍神の怒りを鎮めるために海中に身を投げます。
これに付き添った侍女5人の姫のうち、1人が蘇我大臣(そがのおとど)の娘、蘇我比咩(そがひめ)。

蘇我比咩は奇跡的に蘇我地域の海岸に打ち上げられ、村人の介抱によって蘇生したという伝承が残っています。
この「蘇(よみがえ)り」の伝説が、現在の「蘇我」という地名の由来になったと伝えられています。

蘇我比咩のおかげで興隆(こうりゅう)されたとされる、現在の蘇我。
きっと今も蘇我比咩は、蘇我の土地をお守りくださっていることでしょう。

住宅地にたたずむ洗練された雰囲気

蘇我比咩神社の現在の社殿は、昭和に建てられたもの。
大きさや絢爛さこそありませんが、こぢんまりと洗練された雰囲気をまとっています。

境内には樹齢200年を越す大木も鎮座し、神社を優しくそして力強く包み込んでいます。
その下では地域猫も暮らしており、タイミングがあえばかわいらしい猫の姿も見られますよ。

JR蘇我駅から徒歩13分とアクセスしやすいのも特徴。
駐車場も完備しており、お正月は約5台分のスペースを確保しています。
大きな神社までお参りにいくのは少し大変、そんな人にもおすすめしたい初詣スポットです。

開運・惹き寄せのご利益も

蘇我比咩神社は「開運・惹き寄せ」の神として信仰を集めています。
授かれるお守りも、厄除けや病気平癒などがそろいます。
子ども向けのかわいらしいお守りもあるので、家族そろっての参拝にぴったりですね。

初詣の際には、お守りだけでなく干支飾りを授かるのもおすすめ。
2026年は午年。
馬のように素早く力強く飛躍するためにも、干支飾りも授かってみては。

御朱印も魅力的

蘇我比咩神社は、蘇我比咩さまをあしらった愛らしい御朱印も人気。
季節ごとに絵柄がかわる御朱印に、お正月バージョンも登場します!

躍動する馬を乗りこなす蘇我比咩さまのお姿は、私たちを幸運へと導いてくれそう。
御朱印帖の取り扱いもあるので、一緒に授かってみては。

今年から蘇我ひめ横丁も開催!

蘇我比咩神社では、今年から初詣に合わせて、蘇我ひめ横町を開催!
・大みそか年またぎ2時ごろまで
・1/1~1/4の10:00~15:00まで

境内にフランクフルトやスープ、コーヒー、たこ焼きなどの数店舗が日替わりで出店します。
詳しくは蘇我比咩神社のホームページで確認できますよ。

初詣のあとは、あったかグルメでお腹も満たしてみては。

蘇我比咩神社

住所:千葉県千葉市中央区蘇我2-2-7
電話番号:043-261-3450
アクセス:JR蘇我駅から:徒歩13分 /バス7分/東京湾岸道路(国道357号線)蘇我一丁目信号を曲がりすぐ※駐車場収容台数:3台(初詣時期は約5台確保)

大宮神社(市原市)

市原市五井に鎮座する、大宮神社
古くから地域の総鎮守として、崇敬されてきた神社です。
その歴史は極めて古く、第12代景行天皇の時代、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の折にこの地に滞在し、神々を祀ったことが創祀(そうし)と伝えられています。

鎮守の杜に宿る三柱の御祭神

大宮神社の由緒を語るうえで欠かせないのが、古くからこの地で人々の信仰を集めてきた三柱(みはしら)の神々です。

国常立命(くにのとこたちのみこと)
―大地の根源を司る、日本最古の神―
日本最古の歴史書である『日本書紀』において、この世界が始まった時に最初に現れたとされる神さまです。
生命力が溢れる「大地そのもの」を形作ったとされており、国土が永遠に続くことを象徴しています。
物事の根源を支える存在として、全ての始まりを守護しています。

天照大神(あまてらすおおみかみ)
―日本を照らす太陽の象徴、八百万の神の頂点―
太陽を象徴する神さまであり、日本全体を見守る「総氏神(そううじがみ)」として崇められています。
皇室の祖先にあたる神さまでもあり、その光り輝くご神徳(神さまの力)は、私たちの暮らしを明るく照らし、平和を守ってくださると考えられています。

大己貴命(おおなむちのみこと)
―国土を切り拓き、豊かさをもたらす国造りの神―
別名「大国主神(おおくにぬしのかみ)」としても広く知られています。
かつて日本の国を造り、固めたとされる神さまで、農業や産業の発展を助ける役割を担っています。
私たちの仕事や日々の糧が豊かになるよう、恵みを授けてくださる守護神です。

静謐な美しさが漂う境内

大宮神社は五井駅から徒歩約10分ほどの、静かな住宅街の中にあります。
駐車場も完備しているので、気軽に訪れられますね。
緑豊かな境内には、いつも凛とした空気が流れ、訪れた人を清々しい気持ちにしてくれます。

美しいご本殿は、寛政5年(1793年)に完成した三間社流れ造り
平成25年(2013年)には220年ぶりとなる「平成の本殿大改修」が行われ、今もなおその美しいお姿でいらっしゃいます。

境内にある藤棚は、毎年4月中旬ごろ見ごろを迎え、毎年楽しみに訪れる人も多いそう。
初詣だけでなく、定期的に訪れたくなる魅力が大宮神社にはあります。

誰でも参列できる月次祭

大宮神社では、毎月1日午前6時半~7時の間、月次祭(つきなみさい)が執り行われます。
誰でも参列でき、玉串料も不要の月次祭となっています。

「松の内までにどうしても初詣できない」という人も、参加できる月次祭に参列して、気持ちを新たに月のスタートを切るのもいいですね。

新年の平穏を願って

大宮神社では、お守りや絵馬以外の授与品も授かれます。
干支である午をモチーフにした、愛らしい招福張り子
魔を破り福を呼び込む破魔矢(はまや)や、福や金運をかき集める熊手(くまで)
どれも愛らしく、新年を彩るのにふさわしい縁起物がそろいます。

初詣を済ませたら、ぜひとも授与品も授かりたいですね。

御朱印も授かれます

大宮神社では、御朱印も授かれます。
月ごとにかわるので、今月はどんな御朱印かな?と楽しみもありますね。

もちろん1月はお正月バージョンの御朱印が登場。
初詣の記念に授かってみては。

大宮神社

住所:千葉県市原市五井中央南1-20-7
電話番号:0436-21-1979
アクセス:JR内房線/小湊鐵道 五井駅西口より徒歩10分。館山道・市原インターチェンジより2分。


遠見岬神社(勝浦市)

勝浦市の市街地を見下ろす高台に鎮座する、遠見岬神社。
「勝浦の総鎮守(そうちんじゅ)」として、古くから崇敬されている神社です。

「上総(かずさ)」「下総(しもうさ)」「安房(あわ)」の由来

遠見岬神社の御祭神は、房総半島の開拓に大きく貢献したとされる天冨命(あめのとみのみこと)です。

伝承によれば、阿波(現在の徳島県)から海を渡ってこの地を訪れた天冨命が、麻や穀物を植え、衣食住の基礎を築いたとされています。
麻の古い言葉「総(ふさ)」がよく育ったため、この地を「総国(ふさのくに)」と呼ぶようになったそう。

遠見岬神社は、その天冨命が亡くなった後、末裔の人々が御神霊を祀るために社を建てたのが始まりと伝えられています。
こうした由緒から、開運や産業の発展、海上安全、大漁祈願、商売繁盛の神として、古くから厚く信仰されています。

勝浦三町江戸勝りのはじまり

かつて勝浦は「江戸をしのぐほど、江戸にも負けないほど、繁盛している」という意味で、「勝浦三町江戸勝り」と呼ばれていました。
天冨命が大和(現在の奈良県)から阿波を経て、技術を持って千葉にやってきたことにより、勝浦という街や漁業が発展していったともいわれています。

神社へ続く長い石段は、春には「かつうらビッグひな祭り」の舞台となることでも有名。
これも天冨命のゆかりの地「徳島県勝浦町」から7,000体のひな人形を譲り受けたことがきっかけとなっています。

新年を絶景からスタート

遠見岬神社の境内からは、勝浦の港や街並みを一望することができます。
その美しい眺めは、一年のスタートを切るのにぴったり。
福を招く初詣の場所として、毎年多くの参拝者が訪れます。

遠見岬神社では、年末年始に様々なイベントを開催します!

・年越大祓式/2025年12月31日(水) 15:00~15:30 ※参列自由
・一番祈願祭/2026年1月1日(木) 0:00~0:30 ※要予約
・新春特別祈願祭/2026年1月1日(木)〜1月7日(水) 毎日9時〜16時まで受付 ※予約優先
・境内ライトアップ/2025年12月31日(水)日没~25時 、2026年1月1日(木)~1月4日(日)日没~19時
・勝浦朝市 新春マルシェ/2026年1月1日(木) 7:00~12:00 ※遠見岬神社と勝浦朝市のコラボ
・正月限定切り絵御朱印 2026年1月1日(木)より授与開始

祈願祭はもちろん、ライトアップやマルシェなど、家族や友人とのおでかけにぴったりのイベントが目白押し!
新年の祈願を終えたら、遠見岬神社を中心に勝浦観光を楽しむのもいいですね。

かわいいおみくじで運試し

遠見岬神社といえば、勝浦の特産品である、カツオとキンメダイをモチーフにした、勝男(かつお)みくじと、金女(きんめ)みくじでも有名。
新年の運試しに、勝男みくじや金女みくじを授かってみましょう。

遠見岬神社

住所:千葉県勝浦市浜勝浦1
電話番号:0470-73-0034
アクセス:JR外房線勝浦駅より徒歩約10分 ※駐車場10台完備

share

SNSでシェアする