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3月29日リニューアルオープン!植物×アートの体験型施設「BOTANICA MUSEUM」に行ってきたレポ

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2025年3月29日にリニューアルオープンした「BOTANICA MUSEUM」

「植物×アート」をテーマにした、どこか摩訶不思議な世界観が味わえる新感覚ミュージアムです。

今回は、虹こまライターのDoremiが新しく生まれ変わった新スポットの魅力をたっぷりご紹介します。

それでは行ってみよー!

「BOTANICA MUSEUM」とは

稲毛海浜公園内にて長年親しまれた「花の美術館」が約3年の時を経てリニューアルされた「BOTANICA MUSEUM」

BOTANICA (ボタニカ)とはイタリア語で植物を表し、一般的な植物園とは違い「植物×アート」を題材にした五感で感じる体験型ミュージアムです。

リニューアルオープン価格で今なら大人1,000円→600円で入館できます。

入館料金
リニューアル特別価格(かっこ内は通常価格)

<通常>
 大人(中学生以上)600円(1,000円)
 子ども(4歳以上)300円(500円)
<夜間>
 大人(中学生以上)1,200円(2,000円)
 子ども(4歳以上)600円(1,000円)

※特別価格は約1年間を予定

前庭エリア

BOTANICA MUSEUMの前庭・脇庭・後庭は無料エリア。ミュージアムに続くように作られた前庭にはリンゴのオブジェ「Fibonacci」を中心に季節の花が育てられています。

無料エリアなので稲下海浜公園に遊びに来た際など、ふらっとお散歩が楽しめます。

アクセス:車で来館の場合は「稲毛海浜公園第一駐車場」(3時間まで400円、以降30分ごとに100円:1日最大料金1,000円)をご利用ください。バス利用の場合は、JR稲毛駅より西口2番バス乗り場「海浜公園プール行き」にて「花の美術館」下車、また南口2番乗り場より「海浜公園入口行き」にて終点で下車ください。

エントランス

エントランスをくぐり抜けると、いろいろな花が咲き乱れるオブジェや大自然を彷彿とさせるようなネイチャー音楽が出迎えてくれます。

館内の全面プロデュースを手がけたのは、世界で活躍するフラワーアーティスト「HIKARU SEINO」

花の育て方、飾り方、楽しみ方という「花のある暮らし」を提案してきた旧「花の美術館」に芸術性が加わり唯一無二の空間が生み出されました。

MIRACLE TREE
~ミラクル・ツリーの生態~

まずはじめに目に飛び込んでくるのがカラフルな大木「MIRACLE TREE」

世界中の人々が「愛」「希望」を感じる場所に根を下ろすMIRACLE TREEは、自然の力やエネルギーが集中している神聖な地にしか生えないとされ、その力を吸収し生命を育んだ特別な存在とされています。

ナイトミュージアムではライトアップにより発光し、昼間とは違った幻想的な姿が見られます。

アートと融合したストリートピアノ

MIRACLE TREEの後方にはアートと融合したストリートピアノが置かれています。

この空間での演出はなかなか痺れそうです…。

BOTANICALIEN
~ボタニカリアンの生態~

奥へ進んでいくと、一瞬ギョッとしてしまうような謎の生命体に出会います。

こちらは「BOTANICALIEN」、森林や湿地帯、または異星に生息していると考えられる生命体。上半身が針葉樹のような草に覆われていることから自ら光合成を行い、太陽光や星光からエネルギーを得て生きている可能性が高いとされる生き物です。

BOTANICA MUSEUMに生息している生き物は案内板のQRコードを読み込むと、作品の見え方や感じ方がより一層深まります。

冷たい印象のコンクリートの壁には対照的なアクアリウムが育てられています。

ミュージアム内には自然との共存や生命の強さを感じさせる演出がいたるところで感じられます。

ミュージアムショップ①

ミュージアムショップでは、季節のお花やドライフラワー、花瓶など生活に彩りを添えてくれるボタニカルグッズが購入できます。

5月のお花はチューリップ。地面と近いはずの花が空中に浮かんでいることにより、いつもとは違った見え方で楽しめます。

ただのショップではなく、こちらでもアートならではの視点が取り入れられていますね。

MOSSMOSS
~モスモスの生態~

木のような、生き物のような禍々しい様相をしているのは「MOSSMOSS」と呼ばれる生命体。

豊かな生態系を持つ星のジャングルや沼地、苔が広がる湿地帯に生息しています。

壁一面に根を生やした姿は、蜘蛛のような、はたまたツル植物のような…。未知の世界であるジャングルの奥地には、もしかしたらこんな生き物が生息しているのかもしれません。

BOTA Hz
~ボタヘルツの生態~

ガラッと雰囲気が変わる「BOTA Hz」、によって演出されている異空間。中央に位置しているBOTA Hzは、広大な草原や熱帯のジャングル、異星のなかでも特に「音」に敏感な環境で暮らしているとされています。

音が反響する空間は、普段の生活からかけ離れ、まるで”その星”に取り残されたかのような錯覚に陥ります。

聴覚や視覚が研ぎ澄まされる、まさに五感で感じるエリアです。

温室棟

通路を抜けると目の前には美しい温室が広がります。

温室棟のレイアウトは、以前の花の美術館とそこまで変わらず、もともとあった植物に新たに珍しい植物が加わり、のびのびと育てられています。

滝を中心に、水生植物や熱帯樹木、シダ類、バナナ、グズマニアといった熱帯植物などが生い茂っています。

水玉模様が目を惹く「ベゴニア」はピンクや赤、白、黄色といった色鮮やかな花をつける植物。

温室ならではの珍しい植物は生き生きと育ち、気持ちをリフレッシュさせてくれます。

夏にはハイビスカスやブーゲンビリア、ブラシの木などが咲き誇ります。気候や季節に適した植物や花に入れ替えるので、何度訪れても新しい発見に出会える場所です。

中庭園・後庭エリア

ミュージアムから出られる中庭園・後庭エリアも無料エリア。四季によって移ろいゆく景色に癒されます。

後庭エリアは今が見頃のローズガーデンが広がっています。さまざまな種類のバラが咲き誇る庭園は無料とは思えない美しさ。今の時期だけに出会える贅沢な空間です。

この日はあいにくの雨でしたが、露に濡れた花や葉はキラキラときらめき、晴れた日には見せない顔を見せてくれます。

BOTANICA MUSEUMは庭園エリア以外は屋内なので、雨の日のおでかけにもおすすめですよ。

HANA ASOBI

ミュージアム内ではさまざまなワークショップが開催されています。

「HANA ASOBI」は自然と遊ぶ心を育み、花を使って心を解き放ち、創造力を育む特別なワークショップ。

生け花やドライフラワーなど、繊細な花を触りながら自分の世界を表現できる時間です。

〈生花コース〉

場所:GANON BOTANICA LAB 参加費:2,200円(税込)

​〈ドライフラワーコース〉

場所: HANA ASOBI 参加費:3,300円(税込)

ミュージアムショップ②

エントランス付近にあるミュージアムショップではサボテンや苔玉、季節の植物のほかオリジナルグッズも手に入ります。

Tシャツやマグカップなど、植物をテーマにした独創性豊かなグッズが並んでいます。

BOTANICA Vermitage

ミュージアムを満喫した後は、ぜひ「BOTANICA Vermitage」へ。

ガラス張りの店内からは散策していた中庭が望めます。

前庭で見たりんごのオブジェをモチーフにした「青りんごスカッシュ」や7つの小さなプティフール(一口大のデザート)が味わえる「スイーツアンサンブル~セプテット~」などのカフェメニューから、花やハーブに彩られたパスタなど、植物園ならではのメニューが味わえます。

開放的なカフェで思い思いの時間をお過ごしください。

感性が研ぎ澄まされるミュージアムへ

稲毛海浜公園内にリニューアルオープンした「BOTANICA MUSEUM」をご紹介しました。

「植物×アート」という五感を通じて巡る新感覚の体験型ミュージアム

普段の生活からかけ離れた存在に触れることで、新しいインスピレーションやアイデアが閃くかもしれません。

稲毛海浜公園や庭園エリアなどもお散歩するのに楽しいスポットなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

それでは!

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