初夏を楽しむ木更津~富津ドライブ!農業×食×アートの新感覚レジャー施設「クルックフィールズ」へ


どうも、どうも虹こまライターのDoremiです!
だんだんと暑くなってきた今日この頃。天気が良い日にはふらっと千葉へドライブなんていかがですか?
今回は初夏にぴったりな木更津~鋸南町エリアをモデルコースにてご紹介します。
デートや女子旅にもおすすめな映えスポットや海鮮ランチ、海カフェなど千葉ならではのワクワクするスポットへ。
それでは行ってみよー!
10:00 KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)

千葉県の入り口、市川駅から車で1時間ほど。
KURKKU FIELDSは「食×農業×アート」をテーマとした複合型のレジャー施設。木更津の広大な自然の中で、さまざまなアクティビティや体験が楽しめる場所です。
入場料:500円(小学生300円)、保全料300円(小学生100円)

敷地はなんと東京ドーム約6個分!
オーガニックファームや、 動物と触れ合える酪農場、農園で収穫された食材を使ったレストランやカフェ、ショップ、宿泊施設などがあります。
敷地内にはかの有名なアート作品が点在し、自由に遊べるプレイパークもあるので、大人から子供まで幅広い世代で楽しめる新感覚のレジャースポットです。

木々に囲まれた小高い丘から滑り落ちるすべり台はスリル満点!
大人になってから外で思いっきり遊ぶ機会はなかなかありません…とうの昔に忘れていた冒険心が掻き立てられます。

原っぱの中に突如として現れる水玉模様のアート作品。こちらは見たことがある方も多いのではないでしょうか。
KURKKU FIELDSには草間彌生をはじめとした現代アートがいたるところで見られます。
自然を生かした作品はその日の天候によっても見え方が変わり、「自然とアートの融合」を通じて訪れる人々に新しい感性や気づきをもたらす場所となっています。

増田セバスチャンの「穴」をテーマにしたこちらの作品は、ネガティブな存在である「穴」にポジティブを詰め込んだアート作品。
一見、地味に見える筒状の穴の中に入れば、かわいくキラキラとしたもので溢れかえっています。

上を見上げればぽっかりと空いた穴が。
正解のないアート作品は感性が研ぎ澄まされ、日常に新たな刺激を与えてくれます。

KURKKU FIELDSの「食」の分野では、レストランやカフェをはじめとした6つの施設が作られています。
園内で育てられている有機野菜や酪農場で作られた乳製品や加工品などを使ったメニューが味わえる「DINING」、農場で採れた小麦を使ったベーカリー「Lanka」、ソーセージやハムなどの加工から販売まで行われている「CHARCUTERIE」など、その場で採れたものをその場で味わうという地産地消に根ざした取り組みが行われています。

また建物にもこだわりがあり、自然の地形や植生を尊重し景観を損なわないように配慮された建築は、現代的なデザインも採用し自然と一体化した持続可能な造りが目指されています。
上を見上げれば、広い空が見渡せ気持ちのいい風が吹き抜けます。
自然と融合した圧迫感のない造りは、千葉の広大な自然を生かしたKURKKU FIELDSならではのアイディアがいたるところに張り巡らされています。

ひとしきり自然を満喫した後は、ひと休みしに「MILK STAND」へ。
農場で育てている牛から搾った新鮮なミルクやソフトクリーム、ティラミスなど。牧場を併設しているからこそ提供できる濃厚な乳製品が味わえます。
ソフトクリーム 480円(税込)は牛乳の旨みがギュッと濃縮された、まろやかで優しい甘さ。歩き疲れた体にじんわりと染み渡ります。

4月~5月には燕の巣作りが見られることも。自然との共生を目指しているKURKKU FIELDSでは、動物たちが度々訪れ温かな成長が見守られています。

木更津の大自然を生かしたKURKKU FIELDSは、広大な敷地の中に見どころがたくさんあります。
移動範囲が広くショップ以外はほぼ屋外なので、熱中症に気をつけて休み休み散策してくださいね。
自然に触れるうちに忘れていた冒険心を思い起こさせてくれる、新感覚のレジャー施設です。
13:30 惣四郎

高速道路を走り35分ほど。やってきたのは鋸南町エリアにある「惣四郎」です。
JR安房勝山駅から徒歩10分ほどの場所にある、こじんまりとしたお寿司屋さんですが…

とにかく看板がインパクト大!「食べログ話題の店」とも謳っていて、一度通り過ぎても頭に残るくらいには印象が強いお店です。

そしてお値段も衝撃的。Aセットは寿司8貫、鯵のみそ汁、デザートがついて1,050円(税込)!このご時世でこのお値段は地域一安いのではないでしょうか。
お寿司はその日に獲れた魚でメニューが変わる地魚握りです。
この日はワラサ、コショウダイ、メジナ、タチウオ、ヒラメ、ヤガラ、ホウボウ、アジ。
千葉県では白身魚が多く獲れる傾向があり、とくに鋸南町ではアジが名物。鋸南町のアジは脂がのっていて、刺身やたたき、なめろうを焼いた鋸南町の郷土料理「サンガ焼き」などさまざまな料理で親しまれています。
またタチウオの握りが食べられるのも千葉ならでは。焼きではなく一番鮮度のいい状態で、ほどよく乗った上質な脂身とコリっとした食感が癖になる握りです。
また味噌汁はアラではなく鯵が丸々一匹入った太っ腹ぶり。汁物だけでも食べ応えがあります。

お寿司の見分けがつかなくなっても手書きのメモがもらえるので安心。
白身魚は味が淡白と思いがちですが、それぞれ違った個性があるので、ぜひメモと照らし合わせながら食べてみてください。

鋸南町の海は水が透き通っていて、夏には海水浴で賑わうほど透明度抜群!岩が多い地形なので浜辺は少ないですが、磯遊びや密かな釣りスポットとしても知られています。
14:30 竜島海岸・勝山海水浴場

砂浜がある海スポットでおすすめなのは、惣四郎から車で4分ほどの場所にある「竜島海岸・勝山海水浴場」
波が穏やかで磯遊びも楽しめる海岸は、夏になると海水浴客で賑わいますが、オフシーズンは人が少なくのんびりとした時間が過ごせます。
海岸の左手には、みさご島や浮島といった島も見え、源頼朝が平氏から逃れ行きついた先が安房だったこともあり「源頼朝上陸の地」の石碑が建てられています。
15:30 海猫珈琲店

車を20分ほど走らせやってきたのは富津市にある「海猫珈琲店」
リゾート地の丘の上に建てられた、海を感じる涼やかな外観の一軒家カフェです。

木のぬくもりを感じるクラシカルな店内は、天井が高く広々とした空間が広がっています。
窓際の席からは海が望め、いつもより時間の流れがゆったりしているような…そんな気分にさせてくれるお店です。

海猫珈琲店でぜひ注文してほしいのが、こちらの「クリームソーダ」950円(税込)!
自然由来の青色シロップとアイスクリームはどちらも自家製で、海を彷彿とさせるような澄み切ったコバルトブルー色。光によって色が変わる芸術的な一杯です。
ほかにも自家焙煎のコーヒーや、地元の素材を使ったスイーツ、軽食にはクロックムッシュなどメニューが幅広く、非日常にいるかのような贅沢なカフェタイムが楽しめます。
静かな時間が流れるカフェで、空間を楽しんだり読書をしたりと思い思いの時間を過ごしてくださいね。
17:00 富津岬

最後にやってきたのは車で30分ほどの場所にある富津の先端「富津岬」
南房総国定千葉県立富津公園の中にある形が特徴的な展望台では、東京湾や周囲の景色を一望できる絶好のスポットとして知られています。

海風を肌に感じながら自然の景色を楽しめる開放的な造りで、頂上までは長い階段を上る必要がありますが、迷路のような構造になっていてワクワクしてきます。

展望台にはベンチや休憩スペースが設けられていて、景色を眺めるには抜群のロケーションです。
また夕日の名所としても有名なので、旅の終わりに最高の景色を目に焼き付けてお帰りください。
千葉の大自然を感じるドライブ旅へ

木更津市から鋸南町の自然を感じるドライブスポットをご紹介しました。
都会の喧騒から逃れ、アートを観たり海沿いをドライブしたり。ゆったりとした時間の中で、自然に触れれば、いつもとは違った世界が見えてくるかも。
たまには脳をリセットして心地よい時間を過ごしてみてくださいね。
それでは!