千葉・鋸南町にある廃校リノベーション施設!「道の駅 保田小学校」や絶景カフェを巡る旅

今話題のドライブスポット、鋸南町へ
生まれも育ちもちばっこのライターDoremiがお送りする千葉ドライブ旅。
鋸南町の廃校をリノベーションした道の駅や地元民行きつけの海鮮定食屋さんなど、観光スポットをご紹介します!
それでは行ってみよー!
12:00 山田屋
地元民行きつけの磯料理屋さん
チーバくんの膝あたりに位置する安房郡鋸南町。ここは内房に面していてアジや光り物などの海鮮がよく獲れるエリアです。
鋸南町で海鮮料理屋さんといえば「ばんや」が有名ですが、鋸南好き的にはこちらの「山田屋」さんがおすすめ。
定食や海鮮料理が評判の、地元民から愛されているお店です。
店内は昔ながらの定食屋さんという雰囲気。
広々としていて、予約をすれば半個室も使えます。
観光客向けというよりは地元民憩いの場となっていて、知る人ぞ知るお店です。

注文したのは、サザエが2つもつく豪華な「さざえつぼ焼きセット」(1,980円)!
お刺身盛り合わせは、マグロや中トロ、アジなど5種類。
さすが、すぐ近くが海なだけあって新鮮。
炊き具合が絶妙な白米にあさりのお味噌汁、小鉢はバイガイやお新香など盛りだくさん。

サザエは大振りでコリコリ。苦みも少なく、貝好きにはたまらない…。
運転は楽しいですが、こんな時にお酒が飲めないのは悔しいっ…というほどのメニューの数々。
値段だけ見れば少々値が張りますが、この質ならむしろお得。
入り口はやや入りづらい雰囲気がありますが、アットホームで質の高い料理が味わえるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
13:30 道の駅 保田小学校
廃校を活用した観光スポット
山田屋さんから車でわずか2分。
鋸南は観光スポットがギュッと集まっているので、回りやすいのがポイントです。
「道の駅 保田小学校」は、廃校をリノベーションした都市交流施設。
レンタサイクルや「学校に泊まろうキャンペーン」など様々な企画を行っています。

小学校ならではの造りにワクワク!
保田小学校は、鋸南町だけでなく南房総の観光パンフレットなどを多く取り揃えているので情報集めにも◎

構内には机や椅子、平均台など小学校ならではの物がそのまま配置されています。
懐かしく童心にかえるようなワクワク感。
また海鮮や中華料理などご飯屋さんも軒を連ねているので、こちらの施設だけでもかなり楽しめます。
ドライブの途中に訪れたい、昔懐かしい道の駅です。
スポット情報はこちら→道の駅 保田小学校
14:00 ODOYA 鋸南町
穴場の釣りスポット!

保田小学校から車で5分ほどにある「ODOYA 鋸南町」。
地方のスーパーは発見がたくさん!港近くだからこその新鮮な海鮮類や、なめろうを焼いた郷土料理「さんが焼き」などのご当地グルメが手に入ります。
豊富な食材が手に入るので、BBQの買い出しにもおすすめです。
ODOYAの裏側には海が広がり、ここが実は穴場の釣りスポットなんです。
スーパーには釣り道具が一式揃っているので手ぶらでも◎
ちょっと糸を垂らして待てば、サッパがたくさん連れます。
サッパはニシン科に属する小型の海水魚、天ぷらや素揚げにすると身のふっくら感がたまらないお魚です。
近くに泊まる際や別荘がある方は、日の光を浴びながら心ゆくまで釣りが楽しめます。
15:00 鋸山
雄大な自然が魅せる歴史的スポット

続いてやってきたのは車で10分ほど。
鋸山(のこぎりやま)は、その名の通り鋸の刃のようにギザギザとした山容が特徴的な、歴史と自然が融合した絶景スポットです。
山頂からは太平洋が一望でき、晴れた日には遠く房総の海岸線や富士山まで見渡せます。

鋸山は古くから修験道の霊山として崇められ、多くの修行者や信仰者が訪れてきました。
山頂には「地獄のぞき」と呼ばれる絶壁があり、その迫力とスリルは訪れる人々を圧倒します。
また山麓には日本一の大仏「高崎大仏」があり、その巨大さと静謐な佇まいは圧巻です。
山道はちょっとした山登りなので、体力に自信のない方はロープウェーがおすすめ。
鋸南町に訪れたら一度は登りたい絶景スポットです。
スポット情報はこちら→鋸山
16:00 音楽と珈琲の店 岬
鋸南町に行くならここはハズせない

ラストは映画やドラマのロケ地としても有名な、鋸南の絶景カフェ「音楽と珈琲の店 岬」へ。
営業時間は日の入りまでと、夏と冬によって時間帯が変わるのもユニークなお店です。

この日は台風一過で大荒れ…なんと瞬間風速20m以上!
テラス席からは三浦半島や富士山、また目の前には夕日が広がるという絶景スポットです。
はじめての方はぜひ天気のいい日に行ってくださいね。
旅の〆は岬のブレンド 550円(税込)を。「おいしくな~れ」と淹れられたブレンドは、酸味が少なく香り豊か。マイルドなので、珈琲が苦手な方でも比較的飲みやすい一杯です。
岬はSNSでも話題のお店なので海外からのお客さんも多く、晴れの日には待ち時間が発生することも。
雨の日は人が少なく、店内で音楽を聴きながらゆっくりと読書が楽しめます。
ちなみに森沢明夫『虹の岬の喫茶店』は、岬を舞台にした小説。こちらに訪れるなら、ぜひ読んでほしい小説です。

お天気がいい日には、テラス席から息をのむほど美しい夕日が広がります。
天候や四季折々の姿に変貌する、音楽と珈琲の店 岬。
鋸南町に訪れたら寄らずには帰れない、何度も来たくなる素敵なお店です。
海沿いに面している鋸南町。
夏は磯遊びや海水浴も楽しめ、グルメも盛んな町なので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!
それでは!
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