夏の館山で贅沢ないちじく狩りを!房総半島ドライブにおすすめな1日モデルコースをご紹介

目次
館山で世にも珍しいいちじく狩りを!

いちご狩りやぶどう狩り、みかん狩りなど、季節によってそれぞれの果物狩りが楽しめますが、千葉県館山市では珍しい果物狩りが楽しめるのをご存じですか?
なんとここ「館山パイオニアファーム」では8月~10月まで、さまざまな種類のいちじく狩りが楽しめることで話題!
本記事では、いちじく狩りをはじめとした房総半島ドライブスポットをご紹介します。
それでは行ってみよー!
11:30 館山パイオニアファーム
なかなか体験できない、いちじく狩り!

館山バイパスを降りて車で7分。
ここ「館山パイオニアファーム」では、夏から秋にかけて、旬の味覚を楽しめるいちじく狩りが人気!
広大な果樹園には、甘くてジューシーないちじくの木が整然と並び、自分の手で吟味しながら収穫体験が味わえます。
フルーツ狩りといえば広大な農家さんで行うイメージですが、館山パイオニアファームは一味違っておしゃれなカフェや販売所も設置されているのが魅力。
いちじく狩りが行われていない時期も、館山の「須藤牧場」とコラボレーションしたソフトクリームやパフェが味わえることで一年を通して楽しめるスポットです。

2025年のいちじく狩りもいよいよ事前予約が開始!HPの予約フォームから予約ができます。
開園期間:2025年8月15日(金)~10月26日(日)
開園時間:午前の部 ①10:30~ ②11:30~
午後の部 ③13:00~ ④14:00~
いちじく狩り:1,500円(1名様)
内容:5個もぎ取り+1個プレゼント

スタッフさんの説明を聞いてから、いよいよハウスの中へ。
こちらで栽培されている品種は、桝井ドーフィン、ロングドゥート、ネグローネ、ブリジャソットグリースの4種類で、特に幻の白いちじくと呼ばれるブリジャソットグリースが収穫できる日はラッキー!
月や収穫状況により、その日に出会える品種が異なるので毎年ワクワクしながら向かいます。
館山パイオニアファームはハウス栽培なので、小雨でも楽しめるのがポイント!
ハウスの中は迷路のように広く、ひとつの木から枝分かれし横に伸びています。
ちなみに諸説言い伝えがありますが、いちじくは”一つの木から1日1個実が獲れる”ことから、いちじくと名付けられたそうです。

いちじくは熟してからが日持ちしないので、基本的にスーパーに並ぶものは完熟前。
そのため水っぽかったり甘さがぼんやりとしていることもしばしばですが、こちらでは完熟したものが味わえるので、固さが全くなく皮ごと食べられます。
完熟の目安は実にひびが入っているものです。
片方の手で実を押さえ、親指で付け根をぐっと押し収穫。
獲ってみると想像以上に柔らかく、市場ではお目にかかれないのにも納得。
時間制限がないので、いろんな木を吟味しながら歩き回れるのが楽しいです。

収穫後はカフェ兼お土産屋さんへ。
こちらは「いちじくの生シェイク」1/2サイズ 500円(税込)!
近くにある「須藤牧場」の新鮮なミルクで作ったアイスとコラボした商品。
いちじく感満載かと思いきや濃厚なミルクと合わさったからか、どことなく栗のような風味がふわっと広がります。
いちじく狩りは1日に収穫できるいちじくに限りがあるため、必ず事前予約してから向かってくださいね。
スポット詳細はこちら→館山パイオニアファーム
13:30 grass-b
森の中にひっそりと佇む隠れ家カフェ

いちじく狩りを堪能した後は、車で20分ほどの館山の静かな森の中にひっそりと佇む「grass-b」へ。
木々に囲まれた静寂の中、扉を開けると、ハーブの香りに包まれた温かみのある空間が広がり、屋内にいるのに自然を彷彿とさせるような作りになっています。
階段下には、まるで森の中の秘密の庭に迷い込んだかのようなハーブ園が見られます。

天気がいい日にはテラス席も◎
この場所の魅力は、なんといってもハーブをふんだんに使った料理とドリンクです。
ランチタイムには、館山産の新鮮なバジルをたっぷり使ったパスタ(1,000円前後)や、季節の野菜とともに楽しめるキッシュがおすすめです。
バジルの香りと風味が口いっぱいに広がり、心も体もリフレッシュ。その場で栽培しているからこその新鮮で丁寧な料理が味わえます。

食後のドリンクはぜひハーブティーを。
カモミールやペパーミント、レモングラスなど、体に優しいハーブのブレンドが楽しめます。
店内は、静かな森の中で過ごす贅沢な時間が感じられ、おしゃべりを楽しむというよりは空間を楽しんだり読書がおすすめ。ひとりの時間を楽しむのに最適です。
自然の恵みを感じながら、ゆったりとしたひとときを過ごせる、grass-b。
都会の喧騒を離れ、森の中の隠れ家で贅沢な時間をお過ごしください。
15:00 大房岬自然公園
大自然の恵みを感じるハイキングスポット!

車で30分ほど、南房総市に移動しやってきたのは大自然が広がる「大房岬自然公園」。
ここは夏の陽射しの中、心地よい潮風と緑に包まれる絶好のリフレッシュスポットです。
公園内は広大な敷地に、海に面した絶景ポイントや緑豊かな遊歩道、芝生広場が点在するちょっとしたハイキングコースからなっています。
夏の散策は、まずは海沿いの遊歩道をゆったりと歩くのがおすすめです。潮風を感じながら、青い海と空のコントラストを眺めつつ、自然の息吹を肌で感じられます。

また、芝生広場や木陰のあるエリアでは、ピクニックを楽しむのも格別!
お弁当や軽食を持ち込んで、青空の下でのんびりと過ごす時間は、日常の疲れを癒す最高のひとときです。
目の前には富浦湾や館山湾(鏡ヶ浦)が広がり、晴れた日の展望台からは浦賀水道、また、南総里見八犬伝で有名な富山や房州の高峰、伊予ケ岳、遠くには富士山や伊豆大島、伊豆半島が一望できます。

広場から階段を下りればプライベートビーチのような海岸が広がります。
海の透明度は抜群!カニや魚なども見られ、浅瀬で遊びながら海の生き物の観察も楽しめるスポットです。
16:00 道の駅とみうら枇杷俱楽部
買い物だけじゃない!魅力がいっぱいの道の駅

こちらは、公園から車で8分ほどの場所にある「道の駅とみうら枇杷倶楽部」。
地元の新鮮な特産品やお土産を楽しめる人気の休憩スポットです。
特に、その美しいロケーションと居心地の良さが評判で、地元の新鮮な食材やお土産を楽しめるだけでなく、心癒される空間としても知られています。
「全国道の駅連絡会」や「環境省のエコ認証」などの認定を受けており、自然と調和した美しい建物や景観が魅力です。

こちらに立ち寄ったらぜひ味わってほしいのが、びわスイーツ!
「オリジナルびわソフト」450円や「びわシャーベット」450円、「びわミルクソフト」480円(各税込)など房総半島名物のびわがたっぷりと味わえます。
肉厚のびわはジューシーで上品な味わい、濃厚なソフトクリームの甘さとの相性が抜群です。

また、道の駅とみうらの園内には、自然の風情を感じながらゆったりと散策できる美しい公園があります。
広々とした緑地には、季節ごとにさまざまな花々が咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
特に春からは桜やチューリップ、ツツジが見事で、花の香りとともに心癒される散歩道となります。
夏には涼しげなハーブが彩りを添え、木陰の下でのんびりと過ごすのもおすすめ◎
お買い物だけでなく、カフェやお散歩も楽しめる美しい道の駅なので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
17:00 原岡桟橋(岡本桟橋)
SNSで話題!水面に伸びる幻想的な桟橋へ

ドライブのラストを飾るのは、SNSで一躍話題となった「原岡桟橋」。
道の駅からは車で4分ほどと近い場所にありながら、絵画のような美しい景色が広がります。
長さ約200メートルの木製の桟橋は、青い海と空を間近に感じられる場所で、まるで海の上に浮かんでいるかのような感覚を味わえます。
潮風を感じながら、静かな海の流れや遠くに浮かぶ漁船を眺めると、日常の喧騒を忘れられるロマンチックなひとときに。

特に、夕暮れ時には、沈む太陽が海面を黄金色に染め、幻想的な景色が広がります。
時間帯によって表情がガラッと変わる、魅惑的なスポットです。
女子会やカップル、撮影会など、どのシチュエーションでも楽しめるので、ぜひ行ってみてくださいね。
館山は魅力的なスポットがたくさん!

夏に行きたい館山ドライブ、いかがでしたか?
ぜひ農園だからこそ味わえる、完熟のいちじくを堪能してみてくださいね。
それでは!
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