印度料理シタール

30年の香り、心に残るインド料理

香り立つスパイス、色鮮やかな料理、そしてどこか懐かしさを感じさせる温かな空間。

検見川・幕張エリアにあるインド料理レストラン「シタール」は、創業は1981年。当時、日本に数店しかなかったインド料理店で修業した店主、増田泰観氏が「手作りインドカレー」の店としてオープン後、30年以上にわたり多くの人々に愛されてきた名店です。

インド本場の味を追求しながらも、日本人の舌に寄り添った工夫を凝らした料理は、一口ごとに新しい発見と楽しさを届けてくれます。

週末には行列が絶えないほどの人気を誇るその理由を探りに、シタールの魅力をご紹介します。

扉を開けば、そこはスパイス香る小さなインド

店内に一歩足を踏み入れると、インドの伝統を感じさせるインテリアが目に飛び込んできます。

壁には鮮やかな絵柄や布が飾られ、異国情緒を漂わせながらも落ち着いた雰囲気。スパイスの香りがやさしく広がり、まるでインドを旅しているかのような気分に浸れます。

テーブル席は木の温もりを感じさせ、家族連れや友人同士でも心地よく過ごせるゆったりとした配置。ランチタイムには活気があふれ、ディナータイムには照明が少し落ち着き、くつろぎながら食事を楽しめる空間へと変わります。

スタッフの笑顔と丁寧なサービスも相まって、スパイス料理が初めての方でも安心して楽しめるアットホームさが魅力です。

シタールの魅力

シタールの魅力は、何と言っても豊富なメニューにあります。インド各地の本格的なスパイス料理を取り揃えながらも、日本人の味覚に合わせた工夫が光ります。

カレー

種類豊富なカレーは、スパイスの奥深さを堪能できる一皿。定番の「チキンカレー」は柔らかな鶏肉がごろりと入り、スパイスの香りとコクが絶妙。辛さ控えめの「バターチキンカレー」は子どもや辛さが苦手な方にも人気です。さらに「ベジタブルカレー」や「ダール（豆）カレー」など、ベジタリアンにも嬉しいメニューが揃っています。

ナンとライス

シタール自慢の窯で焼き上げるナンは、外は香ばしく中はふんわり。シンプルなプレーンナンや「ガーリックナン」「チーズナン」、ココナッツやレーズンを包み込んだスイートな「カブリナン スイート」までバリエーション豊か。インド米を使ったふっくらバスマティライスも、カレーとの相性抜群です。

タンドール料理

炭火窯で焼き上げる「タンドーリローストチキン」や「チキンティッカ」は、香ばしさとジューシーさが際立つ人気メニュー。スパイスでしっかり漬け込まれた肉料理は、ビールやワインとの相性も抜群です。

ドリンク＆デザート

スパイス料理の後は、爽やかな「マンゴーラッシー」や「チャイ」でひと息。デザートには、濃厚な「マンゴープリン」や自家製のプレーン生ヨーグルト「ダヒ」など甘味も楽しめます。

主役級のおいしさ、シタール自慢のナン

シタールのナンは、専用のタンドール窯で高温で一気に焼き上げることで、外側は香ばしくパリッと、中はふんわりとした独特の食感に仕上がります。大きなナンが運ばれてくると、その迫力と香りだけで食欲をそそられ、思わず笑顔になってしまうほど。

カレーとの相性はもちろん抜群で、スパイスの効いた濃厚なソースをすくえば、その一口がまるで完成された料理のような満足感を与えてくれます。

どれも食べ応え十分。お腹も心も満たしてくれる、シタールの“主役級”メニューです。

スパイスで毎日に活力を

カレーやタンドール料理などの人気メニューは、ランチタイムに限らず終日オーダー可能。お仕事帰りや休日のディナーでも、焼きたてナンとスパイス料理を存分に味わえます。

また、テイクアウトメニューも非常に充実。カレーはもちろん、タンドリーチキンやシーカカバブなどのお肉料理、ナンやサイドメニューも持ち帰りできるため、自宅で気軽に本格インド料理を楽しむことができます。忙しい日の食卓や、家族との団らん、ホームパーティーにもぴったり。

「今日はお店でゆったり」、「明日は家で気軽に」——そんな使い分けができるのも、シタールが長年愛され続けている理由のひとつです。