真間山弘法寺
真間山弘法寺
千葉県市川市にある真間山弘法寺(ままさん ぐほうじ)は、奈良時代の天平9年(737年)に行基菩薩が創建したと伝えられる歴史ある寺院です。 境内には、万葉集にも詠まれた伝説の美女・手児奈を祀る手児奈霊神堂や、江戸時代の俳人・小林一茶の句碑などが点在し、文学と歴史の趣が感じられます。また、樹齢400年以上とされるシダレザクラ「伏姫桜」は、春になると優雅な花を咲かせ、多くの花見客で賑わいます。 歴史と自然が調和したこの寺院は、訪れる人々に心の安らぎを提供するスポットとして親しまれています。
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住所
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概要
手児奈の伝説と伏姫桜が息づく、由緒ある日蓮宗本山
千葉県市川市にある真間山弘法寺は、奈良時代に行基が建立した「求法寺」を起源とし、平安時代には弘法大師(空海)が伽藍を整えて「弘法寺」と改称した寺院です。日蓮宗の本山に数えられる格式を有し、歴史と自然が調和する空間が訪れる人を迎え続けています 。

歴史を紡ぐ名刹の面影
平安期に弘法大師の関わりを経て、鎌倉時代には日蓮宗に改宗。1591年には徳川家康から朱印地30石を賜り、さらに徳川光圀が茶室を寄進するなど、時代を超えて庇護を受けてきました 。境内には句碑や万葉の歌碑、古墳など文化的史跡が多く点在します 。

春を彩る伏姫桜と参道の風景
樹齢400年以上とされるしだれ桜「伏姫桜」は、寺の象徴。約100本もの桜が参道を彩り、3月下旬から4月上旬には華やかな春の風情が広がります。紅葉狩りの名所としても古来から知られ、桜と秋の彩りが四季を豊かに演出します。

境内に残る古代の痕跡と草花
境内には前方後円墳の古墳がいくつか保存され、古代と中世・近世をつなぐ史的アクセントがあります。また「真間の井」と呼ばれる湧き水は、万葉の歌に詠まれるほどの由緒。ホタル観賞など自然への取り組みも継続されており、夏には幻想的な光景にも出会えます 。

見どころと楽しみ方
- 参道と仁王門:長い石段や朱塗りの仁王門から始まる景観が荘厳な雰囲気
- 伏姫桜と紅葉:春の満開、秋の紅葉、それぞれが格別の趣
- 石碑・句碑群:一茶、秋桜子、風生ら名詩人の足跡が残る
- 古墳と湧水:前方後円墳の規模ある存在感と、清涼な水が感じられるスポット
- ホタル観賞:夏季に自然環境をいかしたホタルの舞が楽しめる
基本情報とアクセス
項目 | 内容 |
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所在地 | 千葉県市川市真間4‑9‑1 |
アクセス | JR市川駅から徒歩約15分/京成国府台駅・市川真間駅から徒歩10分 |
駐車場 | 境内に駐車場あり(詳細は事前確認推奨) |
拝観時間 | 9時30分~16時30分(拝観自由。朱印受付等は時間に注意) |
拝観料 | 無料(朱印や特別行事は別途費用) |
ベストシーズン | 桜(3~4月)、紅葉(11月)、ホタル(5月下旬~) |
こんな方におすすめ
- 古代から近世に至る歴史と文化に触れたい方
- 圧巻のしだれ桜と紅葉を両方楽しみたい花見/紅葉愛好家
- 伝説や万葉歌碑、ホタルまで五感を刺激する散策を好む方
- 家族連れや御朱印巡りの立ち寄り寺としてもおすすめ
真間山弘法寺は、歴史と自然が重層的に織りなす精神的空間です。石段を上り、伏姫桜の下で感じる春風、古跡と湧水に触れる静けさ、そして初夏のホタルが舞う夜――五感で味わう千年の物語を、どうぞ体感してみてください。
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住所
〒272-0826 千葉県市川市真間4丁目9−1
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営業時間
月曜日: 24 時間営業, 火曜日: 24 時間営業, 水曜日: 24 時間営業, 木曜日: 24 時間営業, 金曜日: 24 時間営業, 土曜日: 24 時間営業, 日曜日: 24 時間営業
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口コミ件数
589件
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口コミ評価
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ホームページ
http://mamasan.or.jp/ -
エリア
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