房総半島最南端の碑

房総半島最南端の碑

千葉県南房総市白浜町にある「房総半島最南端の碑」は、太平洋へ突き出す野島崎の岬先端に設置された黒御影石のモニュメントです。 野島崎灯台から徒歩圏内に位置し、遊歩道沿いの岩場にあり、360度の海景色を楽しむ絶好の記念撮影スポットとして人気です。晴れた日には富士山や伊豆諸島が望めるほか、朝日や夕日が重なる「ダイヤモンド富士」も見られる貴重な場所です。公共交通はJR内房線千倉駅、または館山駅からバス・車でアクセス可能。初心者でも気軽に散策できるエリアで、四季を通じて自然と歴史を感じられるスポットです。

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    〒295-0102 千葉県南房総市白浜町白浜

概要

海のはじまりに立つ、旅の終着点であり出発点でもある場所

千葉県南房総市白浜町、野島崎の突端に静かに佇む「房総半島最南端の碑」。太平洋を背に、力強く刻まれたこの碑文は、日本列島の端に立っているという実感を与えてくれる旅の記念碑です。賑やかな観光地というより、海と空、岩と風が織りなす静けさの中にある“到達点”。心の深呼吸ができる場所でもあります。

海と空の交差点にあるモニュメント

碑が設置されているのは、野島崎灯台から続く遊歩道の終点付近。岩場に囲まれた小さな高台の上に、黒御影石の碑がひっそりと建っています。まわりには何もなく、あるのは視界いっぱいに広がる海と空。潮風を頬に感じながら碑の前に立つと、「ここが陸地の終わりなのだ」と、静かな感動がこみあげてきます。

太陽が昇り、沈む特等席

この場所の魅力は、なんといっても水平線の美しさ。日の出には東の海から太陽が姿を現し、夕方には西の空を染めながら沈んでいく様子が一望できます。時間帯を変えて何度でも訪れたくなる、自然がつくり出す劇場のような空間です。

周囲の散策もあわせて楽しめる

碑の周辺は野島崎公園として整備されており、白亜の野島崎灯台や源頼朝の伝説が残る洞窟など、見どころが点在しています。岩場に腰を下ろして波の音に耳をすませば、観光ではなく“滞在”という言葉がふさわしい時間が流れ始めます。

基本情報

項目内容
所在地千葉県南房総市白浜町白浜
アクセスJR館山駅からバスで約40分、「野島崎灯台口」下車後 徒歩約10分
駐車場野島崎灯台周辺に有料駐車場あり
入場料碑および周辺散策は無料
その他岩場が多いため歩きやすい靴がおすすめ。風が強い日もあるため帽子などは注意。

こんな方におすすめ

  • 日本列島の“果て”に立ち、自分だけの旅の記憶を刻みたい方
  • 自然の中で静かに思索する時間を持ちたい方
  • 写真撮影やスケッチなど、風景に感性を重ねたい方
  • 早朝や夕方のドラマチックな空を眺めたい方

房総半島最南端の碑は、地図の上では小さな点かもしれませんが、訪れた人にとっては“旅の意味”を問い直す大きな出会いの場所となるはずです。何もないからこそ見えてくる、風景の深さと心の静けさを、ぜひ体感してみてください。

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    〒295-0102 千葉県南房総市白浜町白浜

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