亥鼻城跡
亥鼻城跡
千葉県千葉市中央区にある「亥鼻城跡」は、平安時代末期の1126年(大治元年)に千葉常重が居館を構えたと伝えられる地で、千葉氏の発祥地とされています。 現在は「亥鼻公園」として整備され、模擬天守を有する千葉市立郷土博物館や茶室「いのはな亭」があり、歴史と自然を感じられる憩いの場となっています。春には約90本のソメイヨシノが咲き誇り、「千葉城さくら祭り」が開催されるなど、四季折々の風景も楽しめるスポットです。
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概要
千葉氏発祥の地にそびえる歴史の丘と模擬天守が出迎える市民の庭
千葉市中央区にある亥鼻城跡は、1126年に千葉常重が居館を築いたとされる「千葉発祥の地」です。その地形は猪の鼻に似ており、現在は亥鼻公園として整備され、市民の憩いと歴史学びの場となっています。

居館=城へ進化した歴史の舞台
当初は居館でしたが、戦国期には山城構造へ変化。現在も土塁や堀切などの城跡が残り、中世の城郭の面影をとどめています。また1967年に模擬天守が建てられ、現在は千葉市郷土博物館として無料公開され、多彩な歴史資料や武具が展示されています。
展望台からの眺望と桜の名所
天守最上階の展望室からは千葉市街や都川の河口が見渡せ、晴れた日には富士山も望めます。さらに園内にはソメイヨシノ約90本が植えられ、例年春には「千葉城さくら祭り」が開かれ、夜間ライトアップによって幻想的な夜桜風景が楽しめます。
見どころと楽しみ方
- 土塁・堀跡:中世城郭の構造を感じられる遺構
- 千葉市郷土博物館:5階建ての模擬天守で歴史を学ぶ
- 企画展示と体験:鎧の試着などを通じ、古の暮らしを体感
- 茶室「いのはな亭」:庭園を眺めながら名物「いのはな団子」を楽しむ
- 散策コース:園内には歴史碑や石像、文化施設が点在
アクセスと基本情報
項目 | 内容 |
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所在地 | 千葉県千葉市中央区亥鼻1-6-1 |
アクセス | 千葉都市モノレール「県庁前駅」徒歩6分、JR本千葉駅徒歩15分程度 |
駐車場 | なし(周辺に有料駐車場あり) |
開館時間 | 博物館併設の天守は概ね9:00~17:00(施設に要確認) |
入場料 | 模擬天守登閣および博物館は無料 |
ベスト時期 | 桜(3月下旬~4月上旬)、紅葉(11月)、秋の公園散策 |
こんな方におすすめ
- 千葉氏や鎌倉期から室町期の城郭に興味がある歴史ファン
- 子ども連れやグループで、鎧着用体験などを楽しみたい方
- 桜や紅葉を背景に散策し、静かに自然を感じたい人
- 市街地近くで、気軽に歴史学びと景観を楽しみたい旅行者
亥鼻城跡は、千葉市の発祥に思いをはせながら昔を感じる“歴史の小高い丘”。模擬天守からの眺望と桜の風情は、市民にも観光客にも愛される特別な時間を提供してくれます。緑豊かな園内をゆっくり歩き、土塁を見上げ、風と歴史を肌で感じる休日を過ごしてみてください。
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住所
〒260-0856 千葉県千葉市中央区亥鼻1丁目5−6
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営業時間
月曜日: 24 時間営業, 火曜日: 24 時間営業, 水曜日: 24 時間営業, 木曜日: 24 時間営業, 金曜日: 24 時間営業, 土曜日: 24 時間営業, 日曜日: 24 時間営業
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口コミ件数
690件
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口コミ評価
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ホームページ
https://www.city.chiba.jp/kyoiku/shogaigakushu/bunkazai/inohanajoseki.html -
エリア
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